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モダン神棚と伝統的な神棚との違いや選び方

神棚をお祀りしたいという気持ちはあるのに、設置をためらっている方に多いのが、
「インテリアに合いそうにない」「設置場所をつくるのが難しそう」という悩みです。


しかし、現代は伝統的な神棚のイメージをくつがえす、さまざまなデザインのおしゃれな壁掛けのモダン神棚が増えており、人気が高まっています。

壁掛けのモダン神棚なら、きっと新しい選択肢が見つかるでしょう。

今回の記事では、壁掛けのモダン神棚について、伝統的な神棚との違いや上手な選び方を解説し、おすすめの商品も紹介します。

モダン神棚

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現代の住宅にも合う、壁掛けのモダン神棚が人気!
神棚を新しく用意する機会はたびたびあるものではなく、今回初めて、あるいは久しぶりに検討するという方も多いのではないでしょうか。

あらためて神棚をお祀りする意味や、近年人気の神棚のスタイルについて、知っておきましょう。

自宅に神棚をお祀りする意味とは?


自宅に神棚を設置して、手を合わせる行為や思いには、神社にお参りするのと同様の意味があります。
いうなれば、神棚は、家庭や会社内に設ける小さな神社です。

神棚には神社でいただいたお神札をお祀りし、神具でお神酒や米、榊などをお供えするのが基本的なスタイルです。

神様をお招きする神聖で特別な場所として、神社に出向かなくても、
神棚の前で日常的に家内安全や幸福を祈ったり、神様へ感謝を伝えたりすることができます。

新しいスタイルのモダン神棚が人気
最近は、日本の住宅環境の変化を反映し、新しいスタイルのモダン神棚が広まっています。

神棚は、お神札を納める宮形を棚のうえに載せるのが、従来の一般的な形です。
伝統的な宮形は、屋根や扉のあるお宮の建物を模しています。


一方、モダン神棚は、神社を象徴する宮形にとらわれない設計で、デザインもさまざまです。
神棚のスタイルに厳密な決まりはないので、住まいに合わせて調和するものを設置すれば問題ありません。
和室だけでなく、洋室や海外風のインテリアにも合わせやすく、手軽に取り入れられるのが、人気の理由です。


壁掛けのモダン神棚と伝統的な神棚の違いとは?

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壁掛けのモダン神棚と伝統的な神棚は、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?
以下の表で、各項目をまとめました。


項目 壁掛けモダン神棚 伝統的な神棚

形状 ・シンプルで直線的な棚、ボックス

・雲、龍、鳥居などがモチーフのデザイン

・お神札立て ・神社のお宮を模した屋根や扉付きの宮形

・お宮をケースのなかに収めた箱宮

使用素材 木材、金属、ガラス、合成樹脂など
木材(木曽桧、米桧、欅、米ヒバ、タモなど)

サイズ 幅15~70cm、高さ5~50cm、奥行き4~20cm程度 〈三社宮〉

幅50~80cm、高さ30~50cm、奥行き20~40cm程度
〈一社宮〉

幅30~40cm、高さ30~50cm、奥行き10~30cm程度

設置場所 洋室・和室の壁を想定 和室の高い位置を想定

壁掛けのモダン神棚は、より幅広い形状・素材を取り入れているのが、伝統的な神棚との大きな違いです。


伝統的な神棚の宮形は、木材を素材にしたものがほとんどなのに対し、壁掛けのモダン神棚は、木材以外の素材も使用されています。

また、伝統的な神棚は、三社宮や一社宮など、お社の数によってサイズもある程度決まり、
宮形を載せる神棚板も含め、スペースを確保しなければなりません。

一方、壁掛けのモダン神棚は、大型から小型までさまざまなサイズが揃い、省スペースも実現しやすくなっています。

現代の住宅に無理なく設置できるよう工夫されているのが、モダン神棚です。


壁掛けのモダン神棚を選んでお祀りするメリット

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壁掛けのモダン神棚を選んでお祀りすると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

主なメリットとして挙げられるのは、以下の4つです。
● 現代風・洋風の部屋にも違和感なく神棚が置ける
● 幅広いデザインのなかからおしゃれな製品を選べる
● コンパクトなスペースにも設置しやすい
● 専用の棚や置く場所を用意しなくてもよい


それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
現代風・洋風の部屋にも違和感なく神棚が置ける
壁掛けのモダン神棚は、現代風や洋風の部屋にも、違和感なく神棚を設置できるのがメリットです。

伝統的な神棚の宮形は、神明造りや大社造りなど、日本で歴史の長い神社建築様式を模しています。

格調高く意匠を凝らした宮形のスタイルは、和室と親和性が高いものの、洋室や洋風インテリアのイメージとは異なります。

しかし、壁掛けのモダン神棚の場合、現代のニーズに応じたシンプルなスタイルも多く揃うのが特徴です。


フローリングのリビングやマンションの白い壁の一室にも自然になじみ、日常とつながったお祀りの空間をつくれます。
幅広いデザインのなかからおしゃれな製品を選べる
壁掛けのモダン神棚は、幅広いデザインのなかから、自宅のインテリアに合うおしゃれな製品を選べるのもメリットです。


壁掛けのモダン神棚は、伝統にとらわれることなく、自由度の高いデザインで設計されています。


たとえば、シンプルな壁掛け棚タイプも、白木だけでなく色合いの濃いウォールナットなどもあり、家具のような感覚で選べます。

雲や龍をモチーフに洗練されたデザインで仕立てたモダン神棚もあり、
自分の好みやセンスをインテリアの一部として表現することも可能です。
コンパクトなスペースにも設置しやすい
比較的コンパクトなスペースに設置しやすいのも、壁掛けのモダン神棚を選ぶメリットです。

壁掛けのモダン神棚は、幅広のシェルフタイプから、柱の幅に収まるようなお神札立てまで、さまざまなサイズの製品があります。

どちらかというと、現代の住宅事情を反映して、コンパクトなサイズが主流です。

マンションで一人暮らしをしている場合や、逆に家族が多くて生活空間への圧迫を避けたい場合にも、
都合のよいタイプを見つけられます。

専用の棚や置く場所を用意しなくてもよい
壁掛けのモダン神棚を設置する場合、専用の棚を別に用意したり、置く場所を心配したりする必要がありません。

伝統的な神棚の宮形は、まず棚を取り付けて、そのうえに置くのが一般的です。

しかし、壁掛けのモダン神棚は、多くの場合、本体に設置用の部品が付属しており、直接壁に取り付けられます。

壁に十分なスペースさえあれば、別の棚を取り付けたり家具のうえを整理したりすることなく、手軽に神棚が設けられるのです。

暮らしにちょうどよい壁掛けのモダン神棚の選び方


市場に出回っている壁掛けのモダン神棚は、多彩な種類があり、目移りして迷ってしまうこともあります。

暮らしにちょうどよい商品を選ぶには、以下の5点に着目しましょう。

● お神札が問題なく収まるサイズを選ぶ
● 好みやインテリアと合うデザイン・素材を選ぶ
● 壁に設置する方法をチェックしたうえで選ぶ
● 必要に応じて付属品のあるタイプを選ぶ
● 神具を別に用意するなら耐荷重を確認して選ぶ

上手な選び方を項目ごとに詳しく解説します。

お神札が問題なく収まるサイズを選ぶ

壁掛けのモダン神棚を選ぶ大事なポイントとして、まず手元のお神札が問題なく収まるサイズかどうかを確認しましょう。

壁掛けのモダン神棚は、わずかなスペースに設置できるコンパクトなタイプも選べるのが魅力です。

しかし、お神札は、伊勢神宮や氏神神社、ほかの神社など、
授かった神社や種類によってさまざまなサイズがあり、一定ではありません。

特に、お神札を内部に収めるタイプの神棚の場合、幅や高さが不足していると、
お神札が入りきらないという残念な事態となってしまいます。

お神札のサイズを測って数値を把握したうえで、商品を検討するのがおすすめです。

好みやインテリアと合うデザイン・素材を選ぶ

壁掛けのモダン神棚は、デザインや素材に注目して、自分の好みやインテリアに合うものを選ぶと、満足感が高くなります。
壁掛けのモダン神棚は、一般的な家具やオブジェのように、シンプルなものからトレンドを取り入れたものまで、デザインや素材は多種多様です。

視覚的に心地よさを感じるモダン神棚を取り入れることで、神様をお祀りする場を設けるだけでなく、
日常空間をさりげなく彩るインテリアのアクセントにもできます。

壁に設置する方法をチェックしたうえで選ぶ

壁掛けタイプのモダン神棚を検討しているのなら、壁に設置する方法も忘れずにチェックしておきましょう。

モダン神棚を壁掛けにするには、クギやネジ、ピンを使う方法があります。

部品によって、石膏ボードや板壁など、対応している環境が異なることに注意が必要です。

壁掛けタイプのモダン神棚は、設置を予定している壁に対応可能なタイプを選ぶようにしましょう。


また、賃貸の部屋に取り付ける場合は、退去時に外すことも考えて、クギやネジではなく、
目立つ穴を開けないピンを使用するタイプがおすすめです。

必要に応じて付属品のあるタイプを選ぶ

今後どのようにお祀りしていくかを考え、必要であれば、神具などの付属品のあるモダン神棚を選びましょう。

神棚にお水やお神酒、榊などをお供えするつもりなら、神具が欠かせません。

壁掛けのモダン神棚のなかには、神具がセットになったものもあれば、付属していないものもあり、都合に合わせて選択できます。

神具がセットになっているモダン神棚は、全体に統一感のあるデザインで飾れるのがよい点です。

神具を別に用意するなら耐荷重を確認して選ぶ

壁掛けのモダン神棚にお供えする神具を、あらためて別に用意する場合、神棚の耐荷重を確かめておくことも大切です。

壁に直接取り付けるタイプのモダン神棚は、重すぎるものを載せると、壁に負担がかかります。

神具にはお水やお神酒などを入れるので、重量が増すことも頭に置いておきましょう。

モダン神棚に対しバランスの取れた神具なら、あまり大きな負荷はかかりませんが、
念のために耐荷重を知っておくと、安心してお祀りできます。


おしゃれな部屋に似合う壁掛けモダン神棚のおすすめ5選!

今後長く目にすることになる壁掛けの神棚は、部屋によく調和するお気に入りを見つけたいものです。
ここでは、シンプルなお神札立てから、スタイリッシュな神具がセットになっている神棚まで、おすすめ商品を5点紹介します。


神棚ラボの商品一覧はこちら

モダン神棚 壁掛け

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モダン神棚ゼロZERO(ゼロ)は、シンプルな壁掛け棚を神棚として利用するタイプです。
木目のやわらかな風合いと温かみのあるフォルムが、和室にも洋室にもよく調和します。
棚のうえには横一線に溝が引いてあるので、溝にお神札を差し込んで壁に立てかけるだけで、お祀りできます。
幅は56cmあり、神具をバランスよく並べることも可能です。
ピン6本を差し込んで簡単に取り付けができ、大きな穴を開けることもないため、賃貸の部屋にも向いています。


モダン神棚FUTAE ホワイト

モダン神棚 ふたえ

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モダン神棚FUTAEは、洗練されたデザインが現代風の居室やインテリアにも溶け込みやすい製品です。
お神札は、背面のスリットに2枚を横に並べる形で収めることができます。
横ラインの入った下部の棚は、榊立ての試験管や丸皿が安定よく置けるように工夫しています。
また、神具を置く棚は本体から取り外せるので、お供えものを交換するのも簡単です。
部屋の雰囲気に重厚感が出すぎない、おしゃれなインテリアアイテムのような壁掛けモダン神棚です。


モダン神棚HITOE クルミ

モダン神棚HITOE クルミ

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一人暮らしの方やマンション住まいの方におすすめなのが、モダン神棚HITOEです。
お神札は、本体上部を外して背面のスリットに収め、正面からは見えません。
小さな木製家具のように、優しさや温かみが感じられる佇まいです。
幅は12cmと一般的な柱と変わらないので、狭い空間にも圧迫感を生じさせることなく、気軽に神棚を設置できます。
壁掛けにするほか、シェルフやキャビネットのうえに据え置きすることもできるタイプです。


モダン神棚HITOEホワイト+56ホワイトセット

モダン神棚HITOEセット

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こちらは、壁掛けのモダン神棚ゼロZEROとHITOE、神具がセットになっています。
陶器製の神具でお神酒やお米などをしっかりとお供えしつつ、
お神札は木目の美しいHITOEの内部に収めるので、洋室にもなじみやすい雰囲気になるのが特徴です。

どちらも同じシナ材を加工しているので、相性がよいのはもちろん、無垢材ならではの経年変化の味わいも同様に楽しめます。

シナ材のホワイト以外に、クルミ材やウォールナット材を使ったセットも用意しており、インテリアに合わせて選べます。



モダン神棚モダン神具セット タナプラス120そなえウォールナット


モダン神棚タナプラスセット

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スタイリッシュなデザインを取り入れた神具と壁掛け棚のセット商品です。
直線的な木製のベースにガラス製の試験管やカップを差し込んだ神具は、クールでおしゃれな印象を与えます。
家具で人気のウォールナット材を使用した神具や壁掛け棚は、深みのある美しい色合いに上質感が漂うのも特徴です。
単なる神棚としての用途に留まらず、装飾品のような存在感があり、シックで落ち着いた雰囲気づくりに貢献します。


壁掛けのモダン神棚に関するよくある質問

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初めて壁掛けのモダン神棚を用意する場合、疑問が頭に浮かぶこともあるでしょう。
ここでは、壁掛けのモダン神棚に関する、よくある質問を取り上げて、お答えします。

壁掛けのモダン神棚はどちら向きの壁に設置すればよい?

壁掛けのモダン神棚は、部屋の北、もしくは西の壁に設置するのが理想的です。
神棚を北の壁に設置するとお神札が南向き、西の壁に設置すると東向きになります。
古来より日本では、太陽が昇り始める東や、光が強く降り注ぐ南が重要視されているためで、
神社でも東や南向きに建築されているケースが多いのです。

ただし、住宅の環境上、無理であれば、ほかの方角の壁でも問題ありません。


壁掛けのモダン神棚は賃貸の壁に設置できる?

壁掛けのモダン神棚は、製品によってそれぞれ、ピンやネジ、クギなどの設置用の部品が付属しています。
細いピンを使うタイプのモダン神棚であれば、壁に目立つ跡が残らないので、賃貸の壁にも設置できます。
ネジやクギを使うタイプは、壁に穴が残ってしまうため、賃貸の部屋への取り付けは避けましょう。

北欧テイストのインテリアに合う壁掛けモダン神棚は?

自然との調和を大事にする北欧テイストのインテリアには、木の風合いを活かしたシンプルなモダン神棚がおすすめです。

フローリングや家具にも天然木を取り入れているのなら、木材の種類や色合いを合わせましょう。
壁掛けのモダン神棚で祈りのある暮らしとおしゃれな空間を両立させよう


モダン神棚

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今回の記事では、現代の住宅にもなじみやすい壁掛けのモダン神棚を取り上げ、
具体的なメリットや選び方、おすすめ商品を紹介しました。


壁掛けのモダン神棚は、使用する素材やデザインも多彩で、インテリアの雰囲気を壊すどころか、さりげなく格上げするようなものも数多くあります。

ぜひ好みの神棚を見つけて、祈りのある暮らしとおしゃれな空間を両立させましょう。

モダン神棚専門店の「神棚ラボ」では、無垢材を加工して、和室にも洋室にもマッチするモダン神棚や小物を製作・販売しています。

素材違いやサイズ違いも揃えているので、少しでも気になったら、チェックしてみてください。


新しいお祀りの日々に寄り添えるような出合いがあれば、幸いです。

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